今回の作品は、「作られたものから作るものへ」です。絵の元ネタは、パウル・クレーのこちらの図なんですけど、これをあえて難しく解釈して、私なりの結論に導いたのが今回の作品です。ちなみに、この図はバウハウス業書の教育スケッチブックという本に出て来ます。2000円ほどで買えますので、興味のある方は、実際に自分で読んで見るのもいいかも知れません。 受動と能動 まず、作品タイトルの「作られたものから作るものへ」というのが、私の結論になります。これは西田哲学、西田幾多郎の代名詞ともいえる言葉で、受動的な存在から能動的な ...