作品№8
問題1を見る・問題3を見る 問題2 二枚目は、「婆やを叩き起こす家」です。婆やの部屋はここです。 ヒントは、配置に問題があります。 答え 問題は、玄関と婆やの部屋が隣接していることにありました。玄関というのは、人が出入りする度に、ドアの開け閉めの音が響きます。これは隣接する部屋でも同様です。しかも婆やというのは、基本的には家族の中で一番お家にいる時間が長いですから、本来一番気を遣ってあげなければいけません。それなのに、お父さんが早朝出勤しては、ドアの音で叩き起こされ、子供が夜遅く、塾やアルバイトから帰って ...
作品№36
この記事は3/3ページです。 1/3ページ・3/3ページ そうであれば、私たちの普段知っているという意味合いも変わってきます。なぜなら、火に触ると熱い、という現象において、火と熱いの因果関係を認めていたのがロック的な経験論であるとすれば、直接経験は因果関係なしに火に触ると熱い、ということそのものを受けとめるわけですから、逆に、火に触ると冷たい、なんてこともありえるわけです。私たちにとっての、火に触ると熱いは、あくまでも憶測や偏見に他なりません。それはヒュームの経験論を借用していえば、習慣に由来するものです ...
作品№50
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作品№57
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作品№58
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作品№42
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作品№49
今回の作品は、「国家論」です。今の時代、国家論なんていうと、どうしても陰謀論くさくなってしまうのですが、今回のお話はもっと単純です。まず、国家がないと私たちの暮らしは大変なことになりますよね。物を盗んでも、人を殴っても、それを取り締まるものがない、それでは安心した生活を送れません。そういう意味では、国家とはありがたいものです。でも、何もかも国家にお任せします、みたいな感じで、自分の身の回りの世話を全部国家に委ねちゃうと、最終的には、じゃあお国のために死にましょう、なんてことにもなりかねません。だから、大事 ...
作品№48
この絵が収録されている画集 今回の作品は、「読書=思索共同」です。要するに、私なりの読書論です。 誤読上等 私は基本的に、本を読んだ後に、読書感想をブログに載せるのですが、そしたら、コメント欄に「その解釈は間違っている・その読み方は間違っている」というコメントが、まだ届いたことはないんですけど、いつか届きそうな気がしています。ただ、だからといって、不安になる気持ちは全くありません。指摘されたら「まあ、指摘されたなぁ」ぐらいで終わると思います。 ”自分”がどうするか それというのも、そもそもその本を完璧に理 ...
作品№47
絶対無 今回はこれです。元ネタは西田哲学なんですけど、今回は分かり易さを考慮して、この本をヒントに、この絵の世界観を解説していこうと思います。まず本のタイトル、「宇宙が始まる前には何があったのか?」ですね。平たくいってしまえば、世界の始まりは有限か?無限か?ということです。この本では最終的に、無から始まる、と結論付けられます。ただこの無というのは、私たちが普段考えている無ではありません。私たちが普段考えている無、それは相対的な無。たとえば、机がない、とか、鉛筆がないとかですね。これは鉛筆自体がないわけでは ...
作品№46
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