思索さん

作品№89

今回の作品は、「煩悩は絶てない」です。よく「煩悩を捨てろ」とか、「煩悩に惑わされるな」なんていいますけど、この「煩悩を捨てたい」という欲求自体が、すでに煩悩といえます。「煩悩を捨てたい」という煩悩です。なぜ煩悩を捨てたいのか?今の苦しみから逃れたいから、煩悩を手放すと楽になれると聞いたから。このように、苦しみから逃れたい・楽になりたい、という欲望を持っている限り、それは結局煩悩なのです。もちろん、苦しみから逃れたい・楽になりたい、という気持ちを否定するつもりはありません。それは人間である限り当然のものです ...

作品№88

今回の作品は、「神(仏)様が助ける」です。よく神頼みとかいうときに、「お金持ちになれますように」「イケメンになれますように」「筋肉ムキムキになりますように」っていう風に、自分の願いを叶えようとしますよね。でもこれって、自分の願いを持って自分のことを幸せにしようとしてますから、結局は自分で自分を助けようとしています。でも本当は、自分が本当に幸せになるためには何が必要か、何をするべきかということを、自分でも分からないからこそ、幸せになれないのだと思います。別にイケメンじゃないから幸せになれないわけではないのに ...

作品№87

準備中

作品№86

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作品№85

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作品№84

今回の作品は、「建築に宗教が求められる理由」です。特に私の場合、建築の学校を出てから、僧侶になった身ですから、よく「思い切った決断をしたね」とか、「建築と仏教って全然関係ないのに、よくこの道に入ろうと思ったね」とか、「建築を捨てて宗教の世界に入るなんて、変わってるね」と周りの人から言われがちです。でも、私からすると、建築を捨てて仏教の道に入ったつもりは全くなくて、建築に宗教は必要ですよね、だから宗教を学ぼう、というのが本音です。 じゃあ、実際建築と宗教にはどのような関連性があるのか?例を挙げてみましょう。 ...

作品№83

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作品№82

今回の作品は、「伝達の不可能性」です。これは私の造語なんですけど、要するに、完璧な伝達は不可能であるということです。よく、「言葉で言ってくれないと分からない」なんていいますけど、結局言葉で言ったところで、分からないものは分かりません。「私はこれだけ一生懸命伝えているのに、なんでこの人は全然分かってくれないんだろう」、と相手に苛立ちを覚えたり、逆に、相手の言葉尻だけを捉えて、相手のことを分かったような気になってしまったり、、、こういうのって、言ってしまえば、伝わるのが当たり前みたいになっています。でも、実際 ...

作品№81

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作品№80

今回の作品は、「作られたものから作るものへ」です。絵の元ネタは、パウル・クレーのこちらの図なんですけど、これをあえて難しく解釈して、私なりの結論に導いたのが今回の作品です。ちなみに、この図はバウハウス業書の教育スケッチブックという本に出て来ます。2000円ほどで買えますので、興味のある方は、実際に自分で読んで見るのもいいかも知れません。 受動と能動 まず、作品タイトルの「作られたものから作るものへ」というのが、私の結論になります。これは西田哲学、西田幾多郎の代名詞ともいえる言葉で、受動的な存在から能動的な ...