思索さん

作品No.6:統一感のある美しい街並み―没個性都市

作品no5

この作品は、以下の記事でまとめて解説しています キュビズム作品特集

作品№4

1分で作品解説 今回の作品は、「メメント・モリ」です。日本語に翻訳すると、「死を忘れるな」という意味になります。 死が隠された現代 現代っぽい言い方をすると、「自分がもし明日死ぬなら、最後に何をするか?」とか、「明日死んでも後悔しないような生き方をしよう」みたいな感じですね。これって、言葉にするのは簡単ですけど、実感するには少々難しい。なぜなら、今の時代は、死と触れる機会が少ないからです。 死に対してお客様になってしまった 命を頂くにしても、お金さえ払えば、私の手元に届く頃には、生きたものではなくて、食材 ...

作品№3

この絵が収録されている画集 今回の作品は、世界の起源です。 本家はどんな絵 美術に関心のある方でしたら、すでにお察しかも知れませんが、元ネタはギュスターヴ・クールベの「世界の起源」です。本家の絵を知らない方のために、ざっくり説明しておくと、女性のおまたがドアップになっている絵ですね。一応言っておきますけど、これからする話は、いたって真面目な話ですよ。そこは誤解しないで下さい。 まず、このおまたが「世界の起源」であるとはどういうことか?それはおそらく、このおまたのおまたが私たちの始まりである、ということです ...

作品No.2:重力と闘う三女

作品№1

今回の作品は、「空想はいつから始まり、どこから現実であるか」です。 タイトル的には、ゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」に似ている気もしますが、今回の作品とは特に関係ありません。 シュルレアリスム では、この絵が何に影響を受けているかというと、シュルレアリスムです。アンドレ・ブルトンや、ジョルジュデキリコなどが、代表的な人物で、翻訳すると、超現実主義なんて言われます。超が付くくらいですから、当然普通の現実ではないわけです。では、どのような現実か、それは例えば、空想の世 ...