日本建築史年表
- 先史
- 縄文・弥生|日本の先史時代を通じて、人々は竪穴住居で生活し、何棟か集まって集落を形成していました 竪穴住居 高床式倉庫
- 6〜8世紀
- 飛鳥・奈良(寺院)|7世紀後半に入ると、遣唐使が頻繁に派遣され、唐の建築様式が導入されました 法隆寺 薬師寺
- 飛鳥・奈良(神社)|仏教建築の対抗馬として、神社建築も台頭して来ました 唯一神明造 大社造 住吉造
- 神仏習合|神社と寺院が結ばれることによって、新たな形式が生み出されました 日吉大社
- 9〜12世紀
- 密教|山岳信仰と結びつき、山林に寺院が建てられました 三仏寺投入堂 空海 最澄
- 浄土教|極楽浄土を模した建築が造られます。庭園も見どころの一つです 平等院鳳凰堂
- 12世紀
- 大仏様|材料不足や構造的な欠陥に悩まされながら、その解決にあたりました 東大寺南大門の再建
- 禅宗様|禅宗の精神を反映した建築が造られました 円覚寺
- 17世紀
- 天守閣|機能性から、権威の象徴としての建物へ 松本城 姫路城
- 室町|「北山文化」「東山文化」と呼ばれる時代です 金閣寺 銀閣寺
- 近世寺社|戦国の世が終わると、寺社の復興が盛んになりました 清水寺 厳島神社
- 霊廟|権威の象徴として、英雄を祀る建物が造られました 日光東照宮
- 黄檗宗寺院|日本人受けも狙いつつ、中国的なデザインによって異国情緒を表現
- 18世紀
- 大衆寺社|大衆受けを狙った、娯楽性の強い建物が造られました 大瀧神社 笠森寺観音堂
- 書院造・数奇屋造り|日本人らしさが詰まった建築 桂離宮
- 19世紀
- 外国人居留地|西洋文化が日本に合流しました 異人館街
-日本建築史, 美術史