- 紀元前5世紀前後
- 古代ギリシャ|西洋建築の精神は、古代ギリシャを範とするところから始まります。その意味で、西洋建築史の出発点に相応しいと言えるでしょう パルテノン神殿
- 2世紀頃まで
- 古代ローマ|「栄光の都」ローマ帝国という舞台は、古代ギリシャ建築とキリスト教建築の架け橋となりました コロッセウム闘技場
- 3〜6世紀頃
- 初期キリスト|西洋建築の代名詞、「教会建築」はここから始まります バシリカ式 集中堂式
- 6〜9世紀頃
- ビザンティン|政治的な東西分裂は、建築様式にも影響を及ぼしました ハギア・ソフィア
- 10〜12世紀
- ロマネスク|別名「地方様式」とも言われるロマネスクは、各地の風土に応じて様々な展開がなされました ピサ大聖堂
- 13世紀
- ゴシック|ばらばらだったヨーロッパに、統一の兆しが見え始めます 超高層 ステンドグラス
- 15〜16世紀
- イタリア・ルネサンス|遂に、「建築家」という自覚的な職業が誕生しました ブルレネスキ アルベルティ
- 16世紀
- マニエリスム|どれほど素晴らしく完成されたものであっても、どこかで必ず飽きが来ます。「マンネリ化」の語源にもなりました ジュリオ・ロマーノ
- 16世紀
- フランス・ルネサンス|イタリアに端を発したルネサンスが、フランスに伝わるころ、既にイタリアではマニエリスム期が到来していました。そのためマニエリスムの傾向が強く表れています ph・ド・ロルム
- イギリス・ルネサンス|イタリアに端を発したルネサンスは、やがて海を超え、イギリスにも伝わります イニゴー・ジョーンズ
- 17世紀
- 18世紀
- ロココ|貴族階級を強引に押さえつけたその反動は、ルイ14世の没後、爆発します 貴族趣味
- フランス・新古典主義|・行き過ぎた自由への反省と、当時の古典研究の進展が重なり、再び古典熱が呼び覚まされました 私の師匠ルドゥ
- イギリス・新古典主義|パラディア二ズムが根強かったイギリスでも、やがて新古典主義に取って代わられることになりました ピクチュアレスク思想
- 19世紀
- ゴシック・リヴァイバル|古典への関心は、古代だけに留まらず、今や昔となったゴシックにもその目が向けられることになりました ラスキン
- アーツ・アンド・クラフツ|産業革命は、それまでの生活様式を一変させました。その影響は、文化面にも影響を与えます ウィリアム・モリス
- アール・ヌーヴォー|この時代、西洋建築史上初めて、過去様式からの独立を果たしました ガウディ
- 20世紀
- ウィーン・ゼツェッション|アール・ヌーボーから着想を得た、ウィーンの革新的な芸術家たちは、自国に蔓延る歴史主義を転覆しようと試みました ワーグナー
- ドイツ表現主義|行き過ぎた合理主義に対する反発が、彼らを中心に勃発します ブルーノ・タウト
- デ・ステイル|雑誌「デ・ステイル」の下、ユニークな芸術家たちが集いました シュレーダー低
- ドイツ工作連盟|近代建築の幕を開けたのは、工場建築でした ピーター・ベーレンス
- インターナショナル・スタイル|世界共通の国際様式という理想が掲げられました グロピウス ミース コルビジェ
西洋建築史年表