画風別作品まとめ

複数場面による物語展開

私はもともと漫画家になりたいと思っていたこともあり、アニメチックな絵が得意です。これを私の持ち味として、絵画と漫画の中間に位置する作品が作れたらと思います。また、私の思索表現と物語調の作風は相性が良く、私自身の代名詞となれば幸いです。

古典作品の引用

私は独学で絵を学びましたが、けっして美術史を軽く考えている訳ではありません。むしろ私の興味は美術史から始まり、名画の模写を経た上で、自分の創作活動に移りました。だからこそ私の作品には、程度の差こそあれ古典からの引用も少なくありません。

アニメチックに描く風景

私は写実的な絵を描かないのではなく、描く事が出来ません。どうしても空想的な世界観になってしまいます。ただ、それが私の味なのかも知れません。ここに私は新しく「空想風景画」を開拓します。

色彩に焦点を当てる

「色彩」は絵画の持つ魅力の一つです。色彩によって喜びを表したり、哀しみを誘ったり、不思議な雰囲気を与えたり、不穏な空気を演出したり。それはただ見たままに再現するだけの道具ではないのです。

バロック的

カラバジェスキといえば高度な写実性が大きな特徴となっていますが、私には写実能力がありません。その意味で、私の作風とカラバジェスキの作風は相性が悪いともいえます。アニメチックな世界観とドラマティックな明暗、一体どんな化学反応を起こすのでしょう。

意図的な脱線

ある程度の手順を踏めば、誰でもそこそこの絵が描けるようにはなります。ただその反面、型というものが形成されることになります。その型が普遍的に定着して行けば行くほど、自由な創造性というものは発揮しにくくなるでしょう。私にとってその一つが遠近法なのです。

様式解説

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-その他