
今回の作品は、「国家論」です。今の時代、国家論なんていうと、どうしても陰謀論くさくなってしまうのですが、今回のお話はもっと単純です。まず、国家がないと私たちの暮らしは大変なことになりますよね。物を盗んでも、人を殴っても、それを取り締まるものがない、それでは安心した生活を送れません。そういう意味では、国家とはありがたいものです。でも、何もかも国家にお任せします、みたいな感じで、自分の身の回りの世話を全部国家に委ねちゃうと、最終的には、じゃあお国のために死にましょう、なんてことにもなりかねません。だから、大事なことは、自分たちでしっかり国家を管理していくということ。国家が力を持ちすぎても駄目だし、国家の力が弱すぎても駄目、この中間のバランスをどうやって保っていくか、これが私の国家論の根幹です。