哲学を絵画する
哲学は概念の学であり、哲学によって形成された概念を表現によって視覚化するのが概念画です。これは一種の哲学入門であるともいえます。
建築を絵画する
私の専門分野は建築です。哲学や宗教、美術はあくまでも独学ですが、建築は唯一正規の教育を受けていますので、それなりに問題意識を持ち合わせています。
戦争を戦争として考える
私の人生観を変えた一冊に、久野収『平和の論理と戦争の論理』があります。たとえば抑止力の如きは、どこまでも戦争の面から考えられた方法であり、いまだ真に平和のことは考えられていません。否、私たちはそもそも平和について考えたことがあるのでしょうか。
私の思想的立場の根底
私の思想の根幹である、京都学派。世界の側から自己を考える、その他力哲学ともいうべき世界観を描きました。
社会批判
絵画には必然的に社会的メッセージ性が含まれます。正確には、作品を発表するという行為に社会性が伴うのです。その上で、さらに社会性に特化したのが社会画です。